「ピアノは初めて」という方から経験者の方まで一人ひとりに合わせた指導を、相談しながら進めていきます。
楽譜通りに弾けるようになったら終わりではありません。むしろそこからが始まりです。
フレーズの作り方やリズム感を出すこと、また音色の研究や、作曲家の人生・時代背景などを知ることで音楽は驚くほど生き生きとしてきます。
レッスンは楽しいことが第一ですが、決して楽しいだけで終わらせることなく毎回何か発見のあるレッスンにしたいと思っています。
カリキュラム
楽しみながら無理なくピアノを始められる導入本を使ってピアノに慣れていただきます。(応相談)
子供の生徒さんには、楽譜を読めるようにするためにソルフェージュと副教材を併用します。
導入本の後半から、ピアノに欠かせない指のテクニック習得のためのドリルを開始します。
導入本が終わり次第、様々な曲に挑戦していくことになります。好きな曲・弾きたい曲がある方はどんどん挑戦してください。
子どもの生徒さんへ
幼児期の教育にはピアノが一番いいと言われているように、ピアノがもたらす脳への効能は非常に大きいです。
楽譜を「目」で見て、その情報を「脳」が理解して身体の各神経に命令をし、「指」をコントロールしながら音を出し、その音を「耳」で確認する、と同時に「目」はその先の楽譜を読んでいる・・・
これを一曲を通して、瞬時に繰り返し行っているのですから、脳が活性化されないはずがありません。
ピアノを正しいやり方で学んでいけば、きっと頭もよくなるでしょう。
でもそれは副次的なものだと思います。そのような土台を作ったうえで生徒さんにはピアノを通して、音楽の楽しさ、向上心、探究心、心の豊かさ(時には救い)などを育ててもらいたいと思っています。
大人の生徒さんへ
ピアノを演奏する上で欠かせない能力の一つに、想像力があります。
ピアノを弾くというのは、ただ音符を読んで鍵盤におとすということではありません。
人生の様々な経験、作曲者の生い立ちなどを想像することで味わい深い演奏が生まれるのです。
大人からピアノを始める方は、この点で非常に優位であるといえます。
こういう音を出したい、こんな気持ちを表現したい、という思いがあれば必ずそれは音となってでてきます。
始めは音符が読めなくても全くかまいません。一曲ずつ、レパートリーを増やしていきましょう。